最初は「いっきいっかい」だよね？

むかーしむかし埼玉県のあるところに、
ヤック＠という小学4年生の少年がおったそうな

ヤック＠はその頃から好きな科目、嫌いな科目がはっきりしておって、
算数や理科は大好き、漢字は大嫌いだったそうじゃ
漢字のテストは何回も再テストをやらされたりもして、
ますます嫌いになっていったんじゃと。

ある日、ヤック＠は読んでいた本の中でこんな四字熟語を見つけたんじゃ

一期一会

ヤック＠は迷わず、「いっきいっかい」と読んだ
意味は分からなかったけど、あとあと調べようと思っていたそうな
しかし、調べずに半年ほどの月日が経ってしまった

偶然にも授業で一期一会の読み方を聞かれることがあった
前に見たことがあると思ったヤック＠は、真っ先に手を上げたんじゃ
先生に指されたヤック＠は立ち上がり、自信満々にもちろんこう答えた

「いっきいっかい」

そのすぐ後に先生の、「違います」という声。
クラス中のみんなが笑ったそうな
それ以来、ヤック＠は人前で発言するのが苦手に………

いや、なってないです

昔話テイストでいこうと思ったけど、
めんどくさくなったからもういいや
とにかくね、漢字の読み方って難しいなと思ったっていう話。

「一期一会」は最初は絶対「いっきいっかい」って読んじゃうよね？
なんでこれが「いちごいちえ」なのか、未だにわかりませんもん

漢字は読み方といい成り立ちといい、分からないことが多すぎる！
当て字とかいうのもありますからね
じゃあもうなんでもありじゃんか、と。

だからと言って、漢字を使うなと言われたら無理だけど。
ひらがなとカタカナだけだとしんどいもんね

漢字って不思議だなというお話でした